4月15日、「みやざきエキスプレス」が最後の航海を終え、新造船「フェリーたかちほ」が就航することになりました。
みやざきエキスプレスは、96年のマリンエキスプレス時代に建造され、2014年までは大阪-宮崎航路、今日までは神戸-宮崎航路に従事し、約25年間僚船のこうべエキスプレス(おおさかエキスプレス)と共に海路を走り続けました。
本日は、船内作業のためか、入港時間が8時に繰り上げられる措置が取られました。乗客やトレーラーの下船後は、船内に置いてある物品(調理器具、清掃道具、トレーラー用の架台台車等)の搬出作業や、ラフターによる自販機の搬出作業が11時頃まで行われておりました。上記の作業が終わると、船外で活動していたラフターやユニックが撤収をはじめ、11時半にはみやざきエキスプレスが国際バースの方へ移動、入れ替わりでフェリーたかちほがフェリーバースに接岸しました。
フェリーたかちほの接岸後は、みやざきエキスプレスから降ろした物品の積み込みや、船員さんらの乗船が行われた様子でした。
新造船就航の式典は18時前に始まり、テープカットは郡司社長や清山市長らにより行われました。その後は神楽の舞の展示、響座による和太鼓の演奏等の催し物が出航までの時間に花を添えていました。
フェリーたかちほの出航に際しては、みやざきエキスプレスからの長音汽笛を受け、返事をするかのように同じく汽笛を吹鳴。多くの見送り客に見守られながら日向灘へと向かっていきました。
写真の撮影場所に関しましては許可を得て入らせていただいています。