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【スリランカ政局混乱「親中派」の前大統領が復権 中共傾斜にブレーキ新植民地政策の罠 「一帯一路」 再び推進GOか】 暗躍通りの進捗にニンマリ習近平が祝意を伝える

 投稿者:遊撃素浪人メール  投稿日:2018年11月 8日(木)13時29分11秒
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  ●【国際情勢分析】スリランカ「親中」前大統領が復権 中国、影響再拡大へ虎視眈々 https://www.sankei.com/world/news/181108/wor1811080001-n1.html   平成30年(2018)11.8 産経


  インド洋の島国スリランカで、政界の混乱が深まっている。シリセナ大統領が対立していたウィクラマシンハ首相を更迭し、親中派のラジャパクサ前大統領を後任に据えたのだ。
中国は早速、首相就任に祝意を伝達。インドも事態を注視する。中印が主導権を争うインド洋地域のパワーバランスにも影響を与えかねない事態だ。(ニューデリー)

■「独裁大統領」打倒で結集

 「ラジャパクサとその一族、側近は貧しい者を犠牲にして繁栄し、特権を得てきた」この言葉は、誰あろう15年1月の大統領選でのシリセナ氏自身の言葉だ。
シリセナ氏は与党スリランカ自由党の幹事長だったが、独裁的な手法が嫌気されていた現職のラジャパクサ氏に対して反旗を翻し、大統領選に出馬した。

 シリセナ氏は選挙戦でラジャパクサ氏が親族を経済開発相や国防次官、国会議長に据えたことを攻撃。中国への過度の傾斜も批判した。
事実上の一騎打ちとなった選挙戦は大混戦となったが、勝利を収めたのはシリセナ氏だった。ィクラマシンハ氏率いる統一国民党がシリセナ氏を支援したことが勝敗を決定づけた。

シリセナ氏は「新しい時代の始まりだ」と高らかに宣言。統一国民党と連立政権を樹立し、ウィクラマシンハ氏を首相に任命した。

 シリセナ氏は欧米や日印とのバランス外交を掲げ、前政権が推進した中国傾斜にブレーキをかけた。就任早々、最大都市コロンボ沖合で中国の支援で進んでいた
埋め立て開発計画の中断を決定している。

15年2月には初の外遊先にインドを選択。「親中独裁」政権が倒れ、スリランカでは親中の色が薄まっていくかと思われた。

■対立する政権与党、力を蓄えたラジャパクサ氏  (省略)
■突然の解任劇、憲法違反の可能性も       (省略)

■素早く祝意伝達、影響力拡大狙う中国
 政界の混乱に乗じて、影響力の“再拡大”を狙うのが中国だ。首相更迭に憲法違反の可能性が指摘されているにもかかわらず、交代発表直後に在スリランカ中国大使館の
程学源大使はラジャパクサ氏に電話をかけ、習近平国家主席の祝意を伝えた。

 05~15年に大統領を務めたラジャパクサ氏と中国の蜜月は有名だ。中国からの融資で、南部ハンバントタ港や、ラジャパクサ氏の名を冠した国際空港の建設など
大型インフラ事業を次々と推進した。

  中国にとっては、9月に行われたインド洋の島嶼(とうしょ)国モルディブの大統領選で親中派現職が敗北しただけに、戦略的拠点であるスリランカで
影響力を拡大させたい思惑がある。

 一方、インドは「民主主義と憲法の手続きが尊重されることを期待する」とのコメントを発表し、事態を注視する構えを見せている。ただ、
ウィクラマシンハ氏は対印政策を重視していただけに、今回の首相交代劇は到底座視できない。

インド外務省関係者は「インド政府は今後、ラジャパクサ氏側にも接近を図っていくだろう」とコメント。スリランカ政界の混乱は、インド洋で中印の新たな火種を生み出しそうだ。
 
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