新着順:540/24882 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

中国の脅威を軽視!? 玉城知事がツイート「中国が沖縄を侵略している事実はありません」 沖縄の大手メディアが全く問題視しないワケ 沖縄が危ない!

 投稿者:遊撃素浪人メール  投稿日:2020年 7月 1日(水)09時20分46秒
  通報 返信・引用
    https://www-origin.zakzak.co.jp/soc/news/200701/pol2007010003-n1.html    2020.7.1[ZAKZAK]より転載


中国の軍事的脅威が高まっている。沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域で29日、中国海警局の武装公船など2隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認。

77日連続で、尖閣国有化後の最長日数を更新したのだ。中国海警局は機構改革で武装警察に編入され、有事の際は、中国人民解放軍の指揮下に入り一体的に運用される。

国と沖縄県は領土・領海を守り抜く具体的対応をとるべきだが、玉城デニー知事は中国の脅威を軽視するような言動が見られるという。

八重山日報の仲新城誠編集長は緊急連載「沖縄が危ない!」で、現地の危機的状況と、沖縄本島と離島の間にある歴史的意識に迫った。

「中国が沖縄を侵略している事実はありません」-。沖縄県の玉城知事は5月末、ツイッターでこう発信し、ネット上で波紋を広げた。

「尖閣の状況については海上保安庁が我が国の領土・領海を守るため鋭意対応しています」とも強調した。

中国公船が尖閣周辺海域に領海侵入し、地元漁船を追尾する事件があった直後のタイミングだ。

 5月には、中国海軍の空母を含む艦隊や艦船が沖縄本島と宮古島間を通過し、太平洋へ向かう姿も確認された。この挑発行為に対しても、玉城知事は
「艦船が国旗を掲げて通行する権利は国際法で認められています」と、抗議する姿勢を見せなかった。

玉城知事のツイートは、一般論としては正しい。だが、政治的には重大な過ちを犯している。

中国の脅威にさらされる宮古、八重山諸島の離島住民の不安を無視し、中国に寄り添っている印象を与えるからだ。

仮に、北方領土や竹島を抱える北海道や島根県の知事が、ロシアや韓国寄りの発言をすれば、とても、ただでは済まない。

知事はのちに当該ツイートを削除したが、私が驚いたのは、県内では大手メディアを含め、知事の言動を問題視する動きがほとんどなかったことだ。

玉城知事個人の国防意識を問う気はない。知事の国防意識を変だと思わない県民の感覚こそ、実は一番変ではないか。

根底には何があるのか。

八重山に本拠を置く記者として私が感じるのは、沖縄本島住民が宮古、八重山に対して抱く歴史的な「離島差別」意識だ。

 首里城にあった琉球王府は一貫して離島を辺境とみなし、本土の江戸時代から約260年間、宮古、八重山に対して「人頭税」という頭割りの過酷な税を課した。
人頭税は明治維新後まで存続し、離島住民は塗炭の苦しみをなめた。

それだけでなく、沖縄復帰前まで、本島では離島出身者が就職や結婚で差別されることがあった。現在でも「離島の政治家は知事にはなれない」などと言われている。

 昨年10月末に発生した首里城の炎上は、一般的に「沖縄の誇り」が失われた歴史的悲劇として受け止められているが、離島では
「首里城は琉球王府による搾取の象徴だった」と指摘する声もある。だが、そうした見方は沖縄の大手メディアでは一切取り上げられない。


■沖縄本島には歴史的「離島差別」

琉球王国時代は、沖縄が武器を持たず、周辺諸国との交易で栄えた黄金時代として美化されがちだ。そうした歴史観が「琉球独立運動」にもつながっている。

しかし、沖縄本島の主要な言論人は、いまだに離島に対する「圧政の歴史」を直視していない。現代に綿々とつながる「離島軽視」にも、向き合おうとしていない。

沖縄の問題と言えば常に、尖閣より辺野古が優先される現実が、それを実証している。

尖閣諸島が八重山ではなく、沖縄本島周辺の離島だったら、本島住民の危機感はまるで変っていただろう。それこそ、知事を先頭に、中国への抗議で沸き立っていたに違いない。

本島を主とし、離島を従とする沖縄の伝統的なものの見方が、尖閣問題にも影を落としているように思う。

玉城知事のツイートは、「尖閣問題などは辺境の話だ」という本島住民の一般的な感覚を反映しており、だから県内では大きな違和感なく受け止められているのだろう。

逆に、本土から沖縄を見れば、本島も離島も同じ沖縄で差別はない。離島を公平に評価できるのが本島ではなく本土というのは、皮肉な現象である。

■仲新城誠(なかしんじょう・まこと)

 
》記事一覧表示

新着順:540/24882 《前のページ | 次のページ》
/24882