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【日本の解き方】日本はバイデン政権に備えよ! 円高圧力には大型補正で対応、中国の尖閣攻勢に予算増強が急務

 投稿者:遊撃素浪人メール  投稿日:2021年 1月14日(木)13時31分55秒
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  (拡散)https://www-origin.zakzak.co.jp/soc/news/210114/for2101140002-n1.html 2021.1.14[ZAKZAK]より転載


民主党のバイデン次期大統領の当選が正式に確定した。米国議会への乱入は誰であっても許されることではない。乱入者にトランプ支持者が多いのは間違いない。

昨年12月14日の選挙人による選挙日までは、誰でも裁判を起こす権利はあり、選挙への異議を唱えることも問題ない。

だが、それ以降は儀礼的な手続きであるので、よほどの事実がない限り、選挙人による選挙結果は覆らない。

実際、トランプ氏が勝つか、バイデン氏か勝つかの「賭け」が成立したのは12月上旬までだった。

この意味で、12月14日以降の行動は社会的には理解されにくくなった。

今年1月6日に起こった議会への乱入者は、バイデン氏の言うとおり、抗議者でなく暴徒といってもいい。

バイデン氏の最初の仕事は、この問題の修復だ。民主党のペロシ下院議長とシューマー上院院内総務はペンス副大統領に対し、合衆国憲法修正25条を発動し、
トランプ氏を即時免職するよう要求した。

そうした動きから、トランプ氏は20日の大統領就任式を平和的に行うと言わざるを得なくなった。

今後はトランプ氏が慣例どおりに大統領就任式に出席するかどうかがポイントになっている。

次はコロナ対策だ。経済面での支援は、イエレン次期財務長官とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のコンビにより、大型財政出動と大規模金融緩和になるだろう。

南部ジョージア州の上院議員決選投票では民主党が2勝した。これで民主党は、大統領選の勝利に加えて上下両院で多数派を確保する「トリプルブルー」となった。

上院は50対50なのでかろうじて制している形だが、それでも共和党多数よりはるかに主張は通りやすくなった。これはコロナ対策にもかなりの追い風だ。

バイデン政権は、国内の分断の修復にエネルギーを費やさざるをえなくなった分、海外への余力は相対的に少なくならざるを得ない。

とはいえ、日本を取り巻く環境は厳しくなる。対日要求は当分の間はそれほどではないだろうが、米国内の大型コロナ対策の結果、円高圧力にさらされる。

となると、コロナ感染拡大により日本の国内景気がイマイチなのがさらに悪化しかねない。

米国のコロナ対策に負けないように、状況によっては日本でも4月以降に大型補正予算を組むことを躊躇(ちゅうちょ)してはいけない。

財政当局は牽制(けんせい)するだろうが、国難として対応すべきだ。

バイデン政権が国内問題に注力している間、中国は東シナ海の覇権を構築しようとするだろう。

さすがに、2022年2月の北京冬季五輪までは派手な武力行使はしないだろうが、それ以降は分からない。

少なくともそれまでに、中国は地歩をできる限り拡大したいはずだ。

尖閣諸島でも、領海侵入など数々の既成事実化を狙ってくるだろう。

それに対抗するためには、海上保安庁と海上自衛隊のシームレス化や予算増強が急務だ。

(内閣官房参与・嘉悦大教授、高橋洋一)

 
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